「光の帝国―常野物語」恩田 陸
「太陽の塔」森見 登美彦
「まほろ駅前多田便利軒」三浦 しをん
光の帝国
読むのが得意ではない短編集です。でも良かったです。登場人物が特殊能力をもっているのですが知的で温厚な感じが文章からも感じ取れて、ほんわか。常野物語というシリーズ物なのでちょくちょく読んでみようと思える本でした。
太陽の塔
たまたま家にあったので読んでみました。あとで作者を見て、Amazonのカートに入ってる「きつねのはなし」の人か、と気づきました。内容は京都左京区の話が中心です。題名の「太陽の塔」もでてきますが、京都で過ごした大学時代(今も京都在住だけど)の空気が溢れ出てきます。ま、贔屓目と言われれば、そうかもしれないが。ユーモアのある文字構成で声を出して笑いながら読んでました。
まほろ駅前多田便利軒
何となくAmazonで購入。読んでみるとおもしろい。友人でもなく、他人でもなく、大人特有の微妙な関係の絶妙な2人が小気味よく、良いテンポで話が進んでいきます。キャラがいいんだなきっと。あっと言う間に読めました。
しかし、 Amazonの「〜を購入した人は〜」というシステムは何となく悔しいながらも的を得ている。